【発達障害】発達障害が消えた?小学校から高校生、IQの変化

成人

今日は発達紹介の上娘のIQの変化についてお話したいと思います。

上娘は小学校の時と高校の時のIQの数値が違います。

小学校の時はIQ91ぐらいで典型的な発達障害特有の曲線(個々の能力値を繋いだ線)をしていました。

高校時代は発達障害特有の曲線が消え平均的な物に。IQ107まで上昇。

小児精神科の重鎮の医師が、

「ありえない」

と頭を抱えていましたが、あり得ないそうです。IQが上がるのって中々。

医師は「娘ちゃんが頑張った結果」と結論付けていましたが。

IQが変化して変わった?

話が通じるようになりました。発達障害の影響が強かった時は、「水族館の水槽の中から、外の話を聴いているよう」で、相手の話が耳に入ってこなかったようです。

ですが今は相手の話を聴くことができるようになりました。屁理屈は言うけれど。

発達障害が数値に出てこなくなったので、障害者手帳も無くなりました。

対話ができるようになったのが大きいですね。

発達障がいが強かった時は、対話もままならなかった。今も自分がやりたいことしかやらないのは同じですが、助言は聞くようになりました。受け入れるのかは別問題で。

数値にでなくなった発達障害は消えた?

消えてはいません。発達障がいの特徴はやはり持っていますし、親や自分から見ても「発達障害だなあ」と思うことはあります。

ただ本人がうまく付き合っていっているようです。友人たちには「発達障害だから」と言っても信じてもらえない様子ですが。

私は上娘に子供のころから「発達障害」であることと、その特徴を言い聞かせてきました。

「できない。で終わらせるな。できないことは仕方ないけれど方法を変えてやってみるか、できないなりにやってみろ。やってみて指示を仰げ」

と教えてきました。発達障害って自分なりの考えでやってみようとして失敗するんですけどね。それもまた勉強なんじゃないかと。できない。じゃ最初からできない。

あと自分の内面にとことん向かい合わせました。自閉症なので自分の内面と向かい合うことはできるんですね。そのうえでどうしたいか、希望をかなえるためにはどうすればいいか。

心理学本も読ませました。本人が一番好きなのは犯罪心理ですが、行動心理学や基礎となるユング心理学なんかも本人は興味は興味を持っていました。

心理学系統の本は読みやすいのもあるので、発達障がいの方にお勧めです。

発達障がいは治りません。だけど、その影響を最小限にすることはできます。

そのためにできることを親が探していくのが、親の試練なのかもしれませんね

子供によって違いすぎますよ・・・発達障害。

タイトルとURLをコピーしました