こんにちは。つっきです。今日は発達障害の上娘のお話です。
我が家では娘に発達障害の診断がついてから、ずっと、発達障害のことは娘に話してきました。
娘の特徴を確認させて「発達障害の症状」と照らし合わせる。
発達障害だからできない。のではなく、どうすればできるようになるのか考える。
と言う訓練をさせてきました。一度にしようとしてもできないことでも、細分化すればできるようになったりします。
自分と言うものを俯瞰で見る。と言う訓練をさせているのと、プライドが高いので
「かっこ悪いことはしない」
と言う意識がものすごく高いです。
発達障害の特徴を他人が見てもわからないとはいえ、やっぱり自分では「発達障害だな」と思うことは多いそうです。
発達障害の子は本当に「やりたいことしかやらない」んですよね。
上娘は学校の勉強は一切やらない子で、高校入試は推薦で入るために中3二学期の成績を少し上げただけ。
発達障害なのに都立に推薦入試で入ると言うことを成し遂げましたが、推薦で入ってなかったら行く学校なかったかも・・・。
全日定時制で自由すぎる校風だったので、4年で出るところを5年かかりましたが。本人の言い訳は「コロナでサボり癖がついた」だそうです。
自分の障害を知ることで、自分ができないことは障がいのせいなんだな。とわかるので、そこからは本人の考え方次第。
まあ本当に「やりたいことしかやらない子」なので、大変でしたけどね。
今は専門学校に通っていますが、本人がやりたいことなので成績はトップクラスです。技術習得のための努力もしますしね。義務教育の時からまじめにやってくれてれば・・・溜息。
障がいについて話す話さないは色々な考え方があると思いますが、私は話して育ててよかったと思っています。
知的障害の下の子には中学校まで、「障害がある」と言うことを話していなかったんですけどね。
その子によって最善はいくつもあります。
私は理解ができそうな上の子には話しましたが、理解が難しそうな下の子には中学生まで話しませんでした。
話した時もさらっと
「あなたも障害があるんだよ」
と言いました。どんな障害なの?と聴くので
「知的障害だよ」
と話をしました。
なかなか難しい問題ですが、自分の出来ないこと、できることを見極められる子になってほしいと思っています。
できないことは助けてと言えるようにしていかないと、本人がつらいですしね。
発達障害と知的障害。同じ育て方はできませんでしたね。当たり前かもしれませんが。
その子によって違いますしね。