こんにちは。つっきです。今日は帝王切開について。
私は帝王切開で二人の子供を産みました。
わけあって通常分娩が不可能だったんですね。
妊娠中毒症もありましたし、早産の気もありまして。ちょっとリアルなお話なので苦手な人は、今日は読んじゃダメです。
大丈夫な人だけ、記事の続きをどうぞ。
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私は早産気味だったので、ウテメリンという早産を止める薬を点滴するのですが、副作用なのか血管がボロボロになっていくんですよ。
なので、点滴をさせる場所が無くなっていくという・・・。手の甲から入れてました。
そんな状態で予定帝王切開。
嫌でしたよ。手術とか初めてだったし怖かったけれど、仕込んだものは出さなきゃ仕方ないじゃないですか。
出産って、通常分娩にしても、帝王切開にしても母親は大変です。
私の場合は義母が出産のとき帝王切開だったので理解がありましたが、世の中の義母の中には帝王切開に否定的な人がいるらしいですね。
痛くないとか思っているらしいとか。痛くないと母親になれないとか、なんの妄想だと思っちゃいますよね。
大体腹切りをするのに痛くないわけがないでしょう。
帝王切開をする人を怖がらせるわけではないのですが、私は二人目の時麻酔が効かなくて臨死体験しました。
オレンジ色の空間に投げ出されて、ベッドの感覚がない。
「ヤバい」
と思ったら意識を取り戻しました。・・・子宮を切り開く感触とかあって死にかけました。
でもそんなことはまれだと思います。
子宮を切ってから、おなかをぎゅうぎゅう押して子供を押し出すんですよね。
全身麻酔だと子供にまで麻酔が効いてしまうので、部分麻酔です。
上娘は生まれた時、おぎゃーと一度だけ産声を上げた後、ニコニコ笑っていました。
エンジェルスマイルってやつですよね。まだ目の見えない生まれたばかりの赤ちゃんが笑うという・・・。
医師や看護婦さんたちがわが子を見て感動していました。
新生児なのにしわくちゃじゃなくて、生まれてしばらくたったような顔で笑っていたから。
私は
「早くおなかを閉じて・・・・」
でしたけどね。
帝王切開は麻酔が切れてからが勝負です。術後24時間以内に「歩け」「動け」と言われます。
一人目の時はさすがに無理でしたが、二人目の時には24時間以内に歩いたら
「すごい」
と看護婦さん。
・・・あるけいいましたやん。24時間以内に歩いたほうが傷の治りは早いです。
通常分娩の人が生み終わった後すたすた歩いているのを見て、通常分娩は痛みの一括払い。
二週間くらい傷が治るまで痛い帝王切開は「痛みのローン払い」だと感じました。
帝王切開が楽なんてことは絶対にありません。むしろ後に響くのは帝王切開だと思います。
二十年以上たっても傷かゆいし、おなかの中は癒着してしまうし。
ほんと子供を産むって大変なことですよね